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首都圏公立高校入試制度

首都圏公立高校入試日程 定員割れFランク高校 私立高校募集人数女子校一覧

都立高校入試制度

一般入試配点比率は7:3。内申は中学3年生の1学期と2学期の成績が反映されます。 これは推薦入試でも一般入試でも同じですので、たとえ推薦狙いであったとしても、2年生まではテキトーにやっておけばおkです。 2024年度入試より普通科でも男女合同定員数となるため、合格最低点が著しく異なっていた男女差別がようやく解消されることになります。
小山台と小松川を除くAランク以上の高校と墨田川の合計10校では英数国の3教科に限り自校作成問題が出題されます。 また、国際高校では英語のみ自校作成問題が出されます。社会と理科に関しては都立全校共通問題となります。 令和5年度入試よりスピーキングテストの評価が調査書に記載されるようになりました。加点は20点満点ではA〜Fまでの6段階評価となります。
便宜上の合計点 999.7点
内申 科目 試験
22.7 国語 137
22.7 数学 137
22.7 理科 137
22.7 社会 137
22.7 英語 137
19.6 ESAT-J
45.4 体育
45.4 音楽
45.4 美術
45.4 技術家庭

神奈川県公立高校入試制度

2024年度入試より面接が特色検査内に組み込まれ実質廃止となります。このため各高校の配点比率も大幅に変更されることになります。 他県に比べ本番の筆記試験の配点割合が低く、内申と面接がとても重要となっていたのが神奈川県公立高校入試の特徴でしたが、 中堅校以上では本試験の重要度がアップしています。
試験時間は各教科50分。内申:試験の配点比率は5:5が基本となり、Dランク以上の高校では4:6の比率が多くなっています。 昨年度までは横浜翠嵐だけが試験配点比率6と突出していましたが、 今年度からは柏陽横浜SHF横須賀平塚江南さらには市立金沢と桜丘、海老名高校や大船高校も3:7となっており特に注意が必要です。
Bランク以上の難関校であっても光陵、相模原、横浜平沼、の配点比率は5:5ですのでご注意ください。 また、横浜市立南、金沢を除くBランク以上の高校では特色検査が実施されますので、 実際の評定・本筆記の各比率はそれぞれ低下します。
横浜サイフロを除く上位17校で実施される共通特色検査は共通問題2問、共通選択問題2問の合計4つの大問で試験時間は60分となっています。 「共通選択問題」とは高校側が出題する問題を二つ選ぶという意味なので、解答方式がマークシートであるという意味ではありません。 共通問題2問は選択解答ですが、共通選択問題は設問によって選択解答であったり、記述解答であったり、併用であったりします。 また、横浜国際と神奈川総合は特殊ですので必ず詳細を公式でご確認ください。
内申点は2年生と3年生の数値が使われます。3年生の成績は2年生の2倍評価となりますので特に重要です。 2024年度から実質敗者復活で利用される主体的に取り組む態度は中3の成績のみ利用されます。3年生になったら社畜を見習うようにしましょう。 1年生の成績は何も評価してもらえないので東京都と同じようにテキトーにやっておきましょう。 英語の評定を加重評価する高校が多かったですが、横須賀の英数国3教科と横浜サイフロの英数理2倍評価などと限定されています。
便宜上の合計点 999.5点
内申 科目 試験
55.5 国語 100
55.5 数学 100
55.5 英語 100
55.5 理科 100
55.5 社会 100
55.5 体育
55.5 音楽
55.5 美術
55.5 技術家庭
特色検査

千葉県公立高校入試制度

2021年令和3年度入試より前期後期がなくなり、全国標準である1回限りの試験に変更されています。 英語以外の各教科の試験時間は50分、英語だけは60分となります。筆記試験を2日がかりで実施する珍しい方式です。 内申は中学1年生1学期からの成績がすべて利用されます。しかも1年生や2年生でも3年生の成績と同等の価値があるため、 千葉県の中学生は入学した直後から真面目にやらなければなりません。 他にも関東で唯一学区制があるのも注目すべき点でしょう。
基本配点は筆記試験500点と内申135点です。2020年までは県立千葉高校は内申0評価はでしたが、 御三家を含む上位5校と小金高校、検見川高校では1/2評価となります。船橋啓明高校などでは逆に内申点が2倍となるため内申評価の重要性が増します。 なお、内申評定調整は廃止されています。調査書加点は最大50点です。また、理数科国際科の筆記1.5倍補正があります。
試験日2日目には理科と社会のほかに面接試験または作文試験が実施されます。 市立千葉高校では小論文が唯一課せられます。八千代高校でも唯一となる集団討論が実施されます。 面接自己表現等の最大加点150点ですが、ここでの配点は全体の4%として算出しています。 高校により配点比率に差がありますので、受検される高校の比率詳細を各自でお調べすることをお薦めします。
※千葉県教育委員会は他都県のように志望校調査結果を公式には出しません。千葉県民が甘やかしすぎです。 鎌ケ谷市民とか一揆を起こしてもいいぐらいなのに
便宜上の合計点 1000点
内申 科目 試験
22 国語 145
22 数学 145
22 英語 145
22 理科 145
22 社会 145
22 体育
22 音楽
22 美術
22 技術家庭
0〜72 調査書加点
面接等 40

埼玉県公立高校入試制度

試験時間は各教科50分。Cランク以上の高校(伊奈学園総合、松山、浦和南、春日部東は除く)と川越南高校では数学と英語で学校選択問題が出題されます。 「学校選択」とは埼玉県教育委員会が作成した難しい試験問題を高校側が採用するという意味なので、22校とも共通の問題となります。 内申点は中学1年、中学2年、中学3年の1学期2学期の数値がすべて使われます。内申をどの程度の割合で評価するのかは各高校の裁量に任され、 実際にかなりバラバラで微妙に数値をずらした割合で採点されることになっています。各学年の比重をどうするかの裁量までも各高校に委ねられているため、 同じ比率の高校を探すのが難しいほどです。いずれにしても、中学1年生から真面目に勉強をする必要があります。
試験と調査書の比率は6:4が基本で調査書内での内申点の比率は5割から82%となります。 調査書では部活動や生徒会活動、英検や漢検、欠席と遅刻をも評価対象とされています。しかも点数の割合で馬鹿に出来ないほどの大きな比重を占めます。 埼玉県内の公立中学校の先生がとても楽ができる制度となっていますが、大学入試の段階になると東京都立高校に大幅に負けてしまうだけでなく、 全国比較でも酷い沈没具合なので、各中学校内でどうにでもなる調査書評価に頼りすぎているこの埼玉県公立高校入試制度には問題があり是正すべきであると考えます。 面接試験も基本的には課されませんので、世の中の仕組みを勘違いした子供たちが将来の就職活動や公務員試験でも不利益を被りそうです。
便宜上の合計点 1000点
内申 科目 試験
22〜37 国語 120
22〜37 数学 120
22〜37 英語 120
22〜37 理科 120
22〜37 社会 120
22〜37 体育
22〜37 音楽
22〜37 美術
22〜37 技術家庭
67〜200 特別活動他

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