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ランク決定方法の指針

「基本的に過去3年間の進学実績から判断する。」
この基本を元に高校入試受験偏差値や実際の入試倍率を加味して総合的に判断します。 進学実績の情報入手が困難な場合は、合格実績から係数処理して判断することもあります。 Sランク判定以外では浪人実績は利用しません。また利用する場合でも現役実績に比べて 修正を加える程度にとどまります。前年度の現役進学実績が一番重視されます。
参考のため受験偏差値を併記しておりますが、大体の目安として判断するためのものです。 そもそも、偏差値1や2の違いで争うのは不毛と思っているので、ある程度大雑把な区分としているわけです。
 
公立高校1000校→ 九州沖縄  中国四国  関西  東海山梨  首都圏  北陸信越北関東  東北北海道  1000校選定履歴
Sランク高校

偏差値70以上 (トップ校) Sランク私立高校はこちら

過去3年間の東大京大国公立医の合格者数と前年度の難関10大学の現役合格者をポイント数値化して 100位までの順位を詳細決定しています。64位以内であればSランクとなりますが、65位前後では 総合判断がしばしば介入するため、順位が入れ替わることが多々あります。 この総合判断では東京工業大学の実績は一切利用しませんが、国公立獣医歯薬の現役合格者数は査定対象になります。
Aランク高校

偏差値66〜69程度 (地域トップ校・難関校・進学校・2番手校)

絶対条件として、過去3年間に東大または前年度に国公立医の現役進学者が1名はいること この条件を満たさない場合は、どんなに受験偏差値が高くてもBランク落ちです。ただし、京大複数名での代用を認めています。 前年度に現役東大2名以上(Sランク落ち)または、上位国立大学への現役進学者数から判断します。 なにかと東工大に対して厳しい作成者ですが、Aランク判定時では一橋大と東工大に差は設けておりません。 早慶上智現役合格者100名で東大1名現役進学程度の評価にはなりますが、200人で無条件にAランクとなるわけではありません。 もっともこういった場合では、上位国立大現役実績との総合判断でAランクになることが多いですが
Bランク高校

偏差値62〜65程度 (上位校・準難関校・3番手校)

全国での目安としては、すべての国公立大学現役合格者数3桁以上で、何よりも上位国立大学現役合格実績が重視されます。 Aランクとの差は旧帝大合格者数ではなく、もっぱら国公立医現役合格の有無となるため、旧帝合計数だとランクが逆になる 現象がよく起こります。最低条件として、前年度に上位国立大学への現役進学者が2名以上存在すること、 そのため、国公立大学現役200名以上合格であっても上位大学現役合格者が1名以下であればBランクになれずにCランク落ちします。
首都圏では上位国立大学と早慶への進学実績から判断します。横国千葉都立大の現役進学者数で補足することがあります。 関西においても大阪公立大学の現役進学者数で補足することを正式な扱いとしています。
特例として、前年度に東大または国公立医上位21大学の現役進学者が1名以上在籍していた場合は どんなに受験偏差値が低くてもBランクに特別昇格します。

※国公立医上位21大学とは旧帝+医科歯科、旧六+京府医、3官3市を指します。

Cランク高校

偏差値58〜61程度 (中堅上位校・準上位校・過疎地域トップ校)

全国での目安としては、すべての国公立大学現役合格者数50名以上から100名前後のクラスが該当します。 50名前後では進学先を吟味するため、50名未満でもCランクになったり、50名以上でもDランク落ちすることがよくあります。
首都圏では早慶上智ICUと地元関東の国立大(都立大、横浜市立も含む)の進学実績から判断します。 マーチの合格実績は判断材料に使いませんが、東京理科と明治の現役進学者数で補足することもあります。 ただし、早慶2名未満または早慶1名+上智2名未満の場合はこの2校での追加はせずにDランク落ちが決定します。 関西では同志社で補足することがありますが、早慶2名と同等の実績があることが補完条件となります。
京都大学現役1名または国公立医上位21校以外の28大学現役合格1名で特別昇格。 奈良県立医は上位21校と同様の扱いとし、 琉球医離島・北部枠および弘前医地域枠は対象外とします。 岐阜医三重医長崎医などではBランクかCランクどちらに特別昇格させるかを主に地域枠か否かで総合判断することがあります。
Dランク高校

偏差値54〜57程度 (中堅校・自称進学校)

すべての国公立大学現役合格者数から判断します。目安としては25名以上から50名前後のクラスが該当します。 首都圏ではGマーチ東京理科大、津田塾の現役進学者数を加えて判断しますが、基本的に合格実績は判断材料とはしません。 関西では関関同立を含め、そのほかの地方ではマーチ関関同立すべてを加算して判断します。
現役Fラン大学進学は好ましくありませんが、それ以上に浪人後のFラン大学進学は最悪です。Dランク高校で浪人してしまいますと、 この危険性が非常に高くなります。そのためDランク高校の判定要件として卒業生の浪人割合も考慮することがあります。
弘前医地域枠および一橋は共に現役合格だと無条件Dランク認定ですが、 東京工業大学では特別昇格措置がないため、Dランクにすらならない可能性があります。

※その他にも、総合判断という伝家の宝刀でランク付けを決定することがあります。特にランク境界上では力を発揮し、 正規判定を修正する力を持ちます。

Eランク高校

Dランクまでの要件を満たせなかった高校でFランク以外の高校

偏差値55以上のEランク高校
Fランク高校

Dランクまでの要件を満たせなかった高校で入試倍率1倍を下回る全日制普通科高校。または廃校が危惧される生徒数しか在籍していないなど、 1倍を超える場合でもFランク認定をするときがあります。

Fランク公立高校普通科一覧(令和5年・関東)
2024年度版 主な表記変更点
  • Cランク判定の補足大学から立教大学を除外。
  • Aランク判定における東京工業大学の評価について追記。
  • コロナ禍直前に海外大学の評価をどうすべきかを検討しましたが、現状では都立国際高校以外は総合判断で対応できるものとしています。都立国際高校だけは無条件Aランク評価となります。
  • 2025年度版 主な変更予定&検討内容
  • Bランク判定の補足大学から東京都立大学を除外。授業料全額免除報道を受け撤回。白紙見直し
  • Bランク判定の補足大学に東京農工大電気通信大東京海洋大京都工芸繊維大を追加検討。名工大とのバランス調整必須
  • Cランク判定の下限基準国公立大学合格者数50を上位大学1を含む50に変更。(実質60に変更)
  • Dランク判定の大学から津田塾大学を除外。
  • 国公立大学25名前後でDランク維持昇格するために早慶マーチ関関同立の文系合格者数が決定打になっていることを明記。 実際に進学していなくても合格者を出していることが重要。これは自称進学校対策であることも説明する。 なぜ文系だけなのか?と思われた方はCランク大学はどこかも読んでみてください。

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